作品概要
さやかとたかしがHをしている場面に出くわしてしまった美香は、そのショックから家出をしてしまう。そして美香は一人、公園でたかしへの悪態をついていた。突然の雨。理不尽に振り続ける雨は、美香の身体を濡らし、ささくれ立ったものを心に刻んでいく。そしてそれは自分を心配して探しに来てくれたたかしに対して激しい拒絶という形で現れる。ところが、美香にヘンタイと罵られたたかしは、ポケットから美香の下着を取り出して匂いを嗅ぐと言う変態行為に出て、美香の気勢をそぐ。雨脚が強くなる。そして公園の一角で雨宿りをする二人。美香の怒りは時が経つにつれて和らいでいった。そして、たかしが美香を一人の女として意識していることを知った時、美香の心中には別の感情が湧いていたのであった。