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本日のTokyo-West(23.01.11)

サンクチュアリー東京ウエストの道岡です。

タペット調整でご来店のZ750FX T様、ヘッドカバーを開けたらカムホルダーのボルトにテンションがかかっていないところを発見しました。 

Z系では良くあるトラブルの1つですが、せっかくなので修理の様子を紹介します。

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これが問題のエンジンです。   三年ぐらい前にO/Hした時はバルブガイドが落ちていたりしてかなりビックリした記憶があるのですが、カムホルダーのねじ山も今回ダメになっていた3箇所と怪しかった4箇所をやるとカムホルダーのねじ山は全てヘリサートが入ってしまいますので、もし次ねじ山が飛んでしまうと「エンザート」と呼ばれる雌ネジの切ってあるカラーのような物を埋め込むしかなくなってしまいます。

そうすると車載状態では作業ができなくなって、腰上を分解する事になってしまい、だいぶ大掛かりな作業になってしまいます。

どうにかこれで治まってくれればいいのですが・・・

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上は正常なボルトで、下はねじ山にアルミがくっついているのが分かりますか??

過去にオーバーヒートでもしたのか、アルミが弱くなってきています・・・

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この場所が問題の箇所です。

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まずはこんな感じでしっかり養生して・・・

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パイロットタップを使いヘリサート用のねじ山を切っていきます。

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こんな工具を使いヘリサートコイルを埋め込みます。

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ヘリサートを埋め込んだ状態がこちらです。

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あとは切り粉が入っていないのを確認してカムシャフトを組み付けます。

このような感じでこの部分の作業は完了です。

 

2011年1月12日 11:29 更新

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